プログラム名 |
技術士試験対策:5つの手順を使ったわかりやすい答案の書き方 |
プログラムの内容 |
「わかりやすい答案の書き方」として以下の3項目を解説します。
_①要点法 _②5つの手順 _③わかりやすい文の書き方。 __*要点法とは,解答を明確にして答案を書く方法のことです。 __*5つの手順とは,「試験問題を読み,解答を考え,解答を答案用紙に書くまでの手順」のことです。 「わかりやすい業務内容の詳細」の書き方も解説します。
「技術士第二次試験 建設部門 答案作成のテクニック 5つの手順で書いてみよう(こちら)」に基づく研修内容です。
研修プログラム5は,建設部門以外の部門の方も対象としています。「わかりやすい答案の書き方」は全部門で共通の書き方だからです。
解説終了後に理解度確認演習を実施します。
研修プログラム5の内容はこちらをご覧ください。
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プログラムのポイント |
答案の書き方の解説に限定した試験対策のプログラムです。
“要点法”および“5つの手順”に基づき,わかりやすい答案が書けるようになっていただくことがこの研修の目的です。
*わかりやすい答案とは,試験官に解答が明確に伝わる答案のことです。 要点法とは,試験場で,「あれも書こう」,「これも書こう」,「あれも書かなきゃ」,「これも書かなきゃ」・・・とごちゃごちゃになった頭の中を整理したうえで答案を書く方法のことです。
解説終了後に理解度確認演習を実施することから,解説内容をすぐに復習でき,解説内容の理解が深まります。
直近の技術士の試験を受験される社員の方に適した研修プログラムです。
*「技術士試験対策のピラミッド構造(こちら)」を参照してください。 |
演習内容 |
演習1:解答の要点を書く
過去に出題された試験問題(過去問)に対して,要点法に基づき,解答の要点を書いていただきます。解答の要点は,「解答の中心となる内容」・「わかりやすい答案を書くうえで重要な内容」です。実際の試験を想定した演習です。
演習2:答案の概要を書く
5つの手順に基づき「答案の概要」を書いていただきます。試験場で,答案の概要を作成してから答案を書くことで,わかりやすい答案が書けます。実際の試験を想定した演習です。
*答案の概要とは,5つの手順に基づき作成する解答の骨組(解答の骨子)のことです。 |
プログラムの時間 |
4時間(半日:休憩込) |
プログラムの費用 |
①108,000円(消費税込み) ②実費交通費 ③宿泊が発生する場合には宿泊費を申し受けます。 |
研修プログラム5の内容
1.はじめに
1.1 研修の結論
1.2 わかりにくい答案とは何か
1.3 研修の目的
2.答案をわかりやすく書くこと
2.1 わかりやすい答案の定義
2.2「解答が伝わる」と「解答が明確に伝わる」との違い
2.3 書き手と読み手の違いを認識する
2.4 答案の書き方の基本事項
3.要点法について
3.1 要点法とは何か
3.2「解答を明確にすること」とは
3.3 要点法を使ううえでのポイント
3.4 要点法は解答のゴールを定めること
4.5つの手順について
4.1 5つの手順とは何か
4.2 5つの手順
(1)手順1:問題を熟読して内容を確認する
(2)手順2:答案の見出しを考える
(3)手順3:見出しに対する「解答の要点」を考える
(4)手順4:「解答の要点に関する説明」を考える
(5)手順5:手順2から手順4に基づき答案を書く
4.3 答案の概要を作成する
5.手順3と手順4を日常業務の中で使う
5.1 冒頭に書こう(冒頭で話そう)
5.2 日常業務の中での具体的な使い方
(1)報告書を書く場合
(2)電子メールを書く場合
(3)相手に口頭で何かを伝える場合
6.わかりやすい文の書き方
6.1 わかりやすい文を書く理由
6.2 わかりやすい文の書き方の5つのルール
(1)ルール1:主語と述語が一致する文を書く
(2)ルール2:具体的な内容の文を書く
(3)ルール3:短い文を書く
(4)ルール4:意味が明確な文を書く
(5)ルール5:能動態の文を書く
6.3 自己添削を実践する
7.わかりやすい「業務内容の詳細」の書き方
7.1 「業務内容の詳細」とは
7.2 わかりやすい業務内容の詳細を書くうえでの注意事項
8.演習
(1)演習1:解答の要点を書く
過去に出題された試験問題に対して,要点法に基づき解答すべきことの要点(要点の要点)を書く。
(2)演習2:答案の概要を書く
5つの手順に基づき「答案の概要」を書く。
9.質疑応答