技術士第二次試験対策のピラミッド構造

“技術士第二次試験対策のピラミッド構造”を活用して“答案を書く力”をスキルアップさせましょう!

技術士第二次試験対策のピラミッド構造について以下の項目に基づき説明します。

合格の条件
技術士第二次試験対策のピラミッド構造とは
「理解したつもりの技術」から「理解した技術」へ
技術士第二次試験対策のピラミッド構造の活用方法

合格の条件

技術士第二次試験では,2つの力をレベルアップさせることで試験に合格できます。2つの力とは,“技術力”“答案を書く力”のことです。

“技術力”とは,受験する技術部門(選択科目)で出題された問題の解答を考えるための技術力のことです。

“答案を書く力”とは,「試験官に解答を明確に(はっきり)と伝える力」のことです。すなわち,わかりやすい答案(試験官に解答が明確に伝わる答案)を書く力のことです。

答案を書く力(わかりやすい答案を書く力)のスキルアップの方法として,弊社の研修プログラムに基づく技術士第二次試験対策のピラミッド構造があります。

技術士第二次試験対策のピラミッド構造とは

技術士第二次試験対策のピラミッド構造とは,技術士第二次試験対策に関する弊社の研修プログラム積み重ねたものです。研修プログラムを積み重ねると,研修プログラムは以下のようなピラミッド構造になります。

研修プログラム1が基礎(土台)となり,その上に,研修プログラム2,研修プログラム2のフォローアップ,研修プログラム3が積み重なります。

「研修プログラムのキーワード」からわかるように,研修の内容が,「わかりやすい文書注1)の書き方」「わかりやすい文章注2)の書き方」「わかりやすい答案注3)の書き方」に変わります。

すなわち,このピラミッド構造では,研修プログラムを積み重ねることで,最終的に,わかりやすい答案が書けるようになることを目標としています。

注1):わかりやすい文書とは,読み手に内容が明確に伝わる文書
注2):わかりやすい文章とは,読み手に内容が明確に伝わる文章
注3):わかりやすい答案とは,試験官に解答が明確に伝わる答案

「理解したつもりの技術」から「理解した技術」へ

研修プログラム2では,「掘り下げて考える(「なぜだろう?」と考える)」についても解説します。掘り下げて考えることは,受験勉強をするときに必要なことです。

掘り下げて考えることで,「理解したつもりの技術」「理解した技術」になります。

例えば,住宅を造る様々な工法を紹介する本に,「〇〇工法は木造住宅だけに適用できる」と書いてあったとします。この本を読んだとき,「〇〇工法とはそのような工法か」と理解する場合と,「木造住宅だけに適用できることはわかった。しかし,なぜ,○○工法は鉄筋コンクリート住宅には適用できないのか?」と考えて,○○工法を掘り下げて理解しようとする場合では,○○工法に関する理解度が異なります。

「〇〇工法とはそのような工法か」と理解した場合は,○○工法を理解したつもりになっていただけです。すなわち,理解したつもりの技術を学んだだけです。なぜならば,理解したつもりの技術のレベルでは,例えば,「〇〇工法は木造住宅だけに適用できるようですが,○○工法は,なぜ,鉄筋コンクリート住宅には適用できないのですか?」という掘り下げた質問に回答できないからです。

技術に関する理解度が異なれば解答の質も異なります。解答の質とは,「表面的な理解に基づく解答を書くのか,掘り下げた理解に基づく解答を書くのか」のことです。合格点が取れるのは,掘り下げた理解に基づく解答です。

「掘り下げて考えること」を常に頭の中に入れて受験勉強をすることで,「理解した技術」が身に付きます。「理解した技術」に基づき解答を考えることで合格点が取れます。

「掘り下げて考えること」を日常業務の中で習慣にすれば,掘り下げて考える意識を持って受験勉強をします。

技術士第二次試験対策のピラミッド構造の活用方法

技術士第二次試験対策のピラミッド構造をどのように活用されても結構です。例えば・・・

_◆研修プログラム1から活用する。
_◆研修プログラム2から活用する。
_◆研修プログラム3だけを活用する。

また,ピラミッド構造を時系列で並べると以下のようになります。

技術士第二次試験対策のピラミッド構造の活用方法に決まったパターンはありません。社員の方のレベルに合った活用方法を考えてください。

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