2025年9月9日に「図解でわかる『技術文書の品質管理』という考え方」というテーマのダウンロード資料を掲載しました。
弊社が考える「技術文書の品質管理」とは,「『内容が明確に伝わる技術文書の書き方』に基づく技術文書の品質管理」および「『技術文書の内容が明確に伝わるかどうか(品質)』を確認(チェック)すること」という内容です。
「技術文書を製品に見立てる」という新しい視点で考えることで「技術文書の品質管理」という考え方が出てきます。例えば,メールを製品に見立てることです。「頭の中にあるメールとして書くべきこと(材料)を文や文章にして書く(メールという製品にする)」という考え方です。この考え方は,業務報告書や会議の資料などの他の技術文書を書く場合にも当てはまります。
技術文書を製品に見立てることで,「技術文書の品質管理」という考え方が出てきます。「技術文書の品質管理」を考えることで,品質の良い技術文書(内容が明確に伝わる技術文書)と品質の悪い技術文書(内容が伝わるだけの技術文書=内容が明確に伝わらない技術文書)があることがわかります。また,読み手のことを考えると,「品質の良い技術文書(=内容が明確に伝わる技術文書)を書く必要がある」ということがわかります。
「技術文書を製品に見立てる」という新しい視点で技術文書を書くことを考えると,「内容が明確に伝わる技術文書」を書くことの意味が明確になります。