
「あと〇〇しかない」と「まだ〇〇ある」との違いについて考えます。
■試験のときを考える
試験で残り時間が3分になったとき以下の2つの考え方があります。
Ⅰ.試験時間があと3分しかない。
Ⅱ.試験時間がまだ3分ある。
Ⅰで考えるのかあるいはⅡで考えるのかで気持ちの持ち方が変わります。Ⅰのように考えると焦りが出て残り3分を有効に使えない可能性があります。残り時間に対するこの考え方はネガティブ思考です。
しかし,Ⅱのように考えると気持ちに余裕が出て残り3分を有効に使える可能性があります。残り時間に対するこの考え方はポジティブ思考です。
試験のときには,時間に対してポジティブ思考の方が気持ちに余裕が出てよい結果を生むと思います。
■現在を考える
今年も試験が例年通り7月中旬に実施されると考えると試験まで残り約半年弱です。このとき以下の2つの考え方があります。
Ⅲ.試験まであと半年しかない。
Ⅳ.試験までまだ半年ある。
「現在を考える」というケースでは,Ⅲのネガティブ思考だと自分を追い込むことができます。例えば,「あと半年しかない。何とかしよう」のように自分を追い込むと,例えば,工夫して受験勉強するようになります。「火事場の馬鹿力」のようなことです。
Ⅳのポジティブ思考だと気の緩みにつながる可能性があります。例えば,「まだ半年もあるので来月から勉強を始めよう」のようなことです。しかし,時間は,人間の意志とは無関係に淡々と過ぎていきます。2025年度の試験が終わってからすでに半年以上が過ぎました。
もちろん,「現在を考える」というケースでは,「あと半年しかない=〇(ネガティブ思考)」,「まだ半年ある=×(ポジティブ思考)」ということではありません。「あと半年しかない」と考えると焦りが出て地に足のついた勉強ができないかもしれません。逆に「あと半年ある」と考えると余裕を持って勉強することができます。
「現在を考える」というケースでは,「あと〇〇しかない(ネガティブ思考)」と「まだ〇〇ある(ポジティブ思考)」を上手く使い分けることで時間を有効に使って勉強することができます。

