これまでに読んだ本から(19冊目):【日本語スタイルガイド】

今回は,「日本語スタイルガイド」を紹介します。

 「日本語スタイルガイド 第2版:一般社団法人テクニカルコミュニケーター協会 編著」

この本には,3年前に,一般社団法人テクニカルコミュニケーター協会主催の3級テクニカルライティング試験[TW]を受験するときに使った参考書です。

テクニカルライティング技術は,技術的な情報を正確かつ効率的に伝えるための文章作成技術として誕生しました。また,テクニカルライティング技術とは,「文章による説明技術」と言い換えることができます。

テクニカルライティング技術は,主に,電気製品やパソコンなどの製品を使う場合に利用されるマニュアル(使用方法や操作手順)などを作成する場合に使われる技術です。

3級テクニカルライティング試験[TW]を受験するため,受験対策の講習会に出席しましたが,出席者の中でも,企業内で技術マニュアルを作成する部署に所属されている方が多かったです。

この本には,わかりやすい文やわかりやすい文章を書くうえで参考になる内容が書かれていいます。

電気製品やパソコンなどの製品を使う場合に利用されるマニュアルには,「誤解を生まない」,「明快でわかりやすい」などが要求されます。

わかりやすい文やわかりやすい文章を書くうえで参考になる理由は,「誤解を生まない」,「明快でわかりやすい」などは,「わかりやすい文・文章=内容が明確に伝わる文・文章」を書くうえでも重要なことだからです。

わかりやすい文やわかりやすい文章を書くうえで参考になる内容をこのブログで紹介したいのですが,紹介する内容が多すぎてこのブログでは書ききれません。

そのため,この本の目次の一部を紹介しますので,これらの内容を勉強したいと思った方はこの本を購入してください。


第2編 日本語スタイルガイド

第1章 文法,用字・用語,表記を理解する
1.1 日本語文法
1.2 用字・用語
1.3 表記

第2章 読みやすく書く
2.1 文体と時制に留意する
2.2 一文一義で書く
2.3 文末の書き方を使い分ける
2.4 1文の長さに気を付ける
2.5 主語と述語を正しく使う
2.6 修飾語を正しく使う
2.7 助詞を正しく使う
2.8 句読点を正しく打つ

第3章 誤解されないように書く
3.1 否定表現に気を付ける
3.2 可能表現に気を付ける
3.3 比喩に気を付ける
3.4 強調に気を付ける
3.5 範囲,起点の明確な文を書く
3.6 数値を使って表現する
3.7 注意が必要な表現


最後になりましたが,3年前に受験した3級テクニカルライティング試験[TW]は不合格でした。

自分では「合格できた!」と思っていたので非常に悔しかったです。

いつか,また受験し,このリベンジを果たしたいと思っています。

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