技術士第二次試験対策:過去問を分析する

2019年10月29日(火)に技術士第二次試験での筆記試験の合格発表がありました。

予想通り合格できた方,不合格だと思っていたが合格していた方,合格したと思っていたが不合格だった方,やはり不合格だった方・・・様々だったと思います。

今回のブログのテーマは,“過去問を分析する”です。

またか・・・と思われた方もいらっしゃると思います。

弊社では,技術士第二次試験対策の1つとして“過去問を分析すること”を薦めています。ジェイタプコブログでも“過去問の分析”をテーマとしたブログを何度も掲載しています。くどいぐらい掲載しています。過去問が“宝の山”だからです。

“過去問を分析する”というテーマでのブログをまた掲載したのには理由があります。

“過去問を分析すること”の重要性を改めて認識したからです。

今,建設部門の必須科目の過去問を分析しています。来年度の必須科目の試験対策を考えるためです。

過去に必須科目の分析をしましたが,今回は分析の視点を変えて必須科目(平成19年度~平成24年,令和元年:7年間)の問題を分析しました。さらに,建設一般の問題(平成7年度~平成12年度:6年間)も加えて分析しました。これは,必須科目の出題内容を掘り下げて分析するためです。

建設一般とは,初期の試験制度での試験です。現在,この試験は実施されていません。建設一般の問題は,現在の建設部門の必須科目と類似した内容です。すなわち,現代社会が抱える様々な問題と建設部門との関係を問う問題です。

視点を変えて分析してみるとこれまでとは違った分析結果が出ました。今回は出題内容を確認し整理するだけではなく,過去問をあるキーワードに沿って分類するという方法を考えました。

その結果,建設部門での必須科目の試験対策上参考になる結果が出ました。

今回過去問の分析をして,過去問の分析が試験対策を考える上で重要であることを改めて認識しました。

来年度の試験までまだ8ヶ月あります。

本格的な受験勉強をまだ始めていない方は,受験勉強のスタートとして“過去問の分析”をしてみたらどうでしょうか?

“過去問の分析”に決まった方法はありません。独自の方法で過去問を分析してみてください。

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