技術士第二次試験対策:短い文で解答を書く(その1)


2022年3月29日3月30日および4月1日に「業務内容の詳細で書く文」というテーマのブログを掲載しました。これらの中では,業務内容の詳細で書く文として「具体的な文を書く」「能動態の文を書く」および「短い文を書く」について説明しました。

今回は,これらの中で,論文を書くときに特に重要「短い文で解答を書く」をテーマにしたブログを書きます。

■一文一義に基づき短い文で解答を書く
4月1日に「業務内容の詳細で書く文(その3)」というテーマのブログを掲載しました。この中で,短い文を書く方法の一つとして「一文一義で書く」について説明しました。一文一義とは,一文の中に1つのこと(事柄)だけを書くことです。Ⅱは,Ⅰの文を一文一義で書いたものです。

Ⅰ:高度成長期に集中して建設された多くの橋梁やトンネルの老朽化が急速に進んでいるが,これらの構造物の多くを管理している地方自治体では,技術,資金,人材不足でこれらの老朽化対策が進んでいない。
=

Ⅱ.高度成長期に集中して建設された多くの橋梁やトンネルの老朽化が急速に進んでいる。しかし,これらの構造物の多くを管理している地方自治体では,技術,資金,人材不足でこれらの老朽化対策が進んでいない。

Ⅰの文のように2つのこと(事柄)を接続助詞の“が”で結ぶと内容がぼんやり伝わるような感じがします。文を読んだとき頭の中にその内容が入ってきますがそのまま抜けていくような感じです。

Ⅱのように,一文一義に基づき短い文で書く読んだときゴツゴツした感じがします。しかし,文の内容がしっかり頭の中に残ります。つまり,解答が明確に伝わります

また,解答を短く考える,すなわち,一文一義の考え方に基づき解答を考えると,読み手(試験官)に伝えたいことが自分の頭の中で明確になります。このことは,ⅠとⅡを比較するとわかると思います。

一文一義に基づき短い文で解答を考え短い文で解答を書いてください。読み手(試験官)に解答が明確に伝わる論文を書くことができます

次回に続きます。

test

この記事を読んだ方は、こちらも閲覧しています。

にほんブログ村 資格ブログ 工業・技術系資格へ にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ジェイタプコ代表・森谷仁の著書
マンガでわかる 技術文書の書き方:「伝わる」から「明確に伝わる」へ オーム社
2,640円 Amazonで購入する
技術文書の書き方として,「内容が明確に伝わる技術文書の書き方の技術」をマンガで解説した内容です。
「技術者のためのわかりやすい文書の書き方」オーム社
2,200円 Amazonで購入する
事例を示しながら17の書き方の使い方を解説しました。
「技術士第二次試験 建設部門 答案作成のテクニック 5つの手順で書いてみよう」オーム社
2,420円 Amazonで購入する
答案の書き方を学びたいと考えている受験生の必読書です。​
「技術士第二次試験 建設部門 完全突破」オーム社 水村俊幸共著
2,860円 Amazonで購入する
技術論文の書き方を、基本編と実践編に分けてわかりやすく解説しました。
企画&提案する技術士事務所 有限会社ジェイタプコ

ジェイタプコは「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」をお伝えする会社です。

あらゆる分野・職種の技術者の方々に、研修やセミナーを通して「内容が明確に伝わる技術文書の書き方」をお伝えします。

トップへ戻る

This will close in 20 seconds

This will close in 20 seconds