女子団体パシュートの金メダル獲得から学ぶこと

【技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則26】

 ◆意識を変える
 ◆女子団体パシュートの金メダル獲得から学ぶこと

前回のブログでは,平昌(ピョンチャン)オリンピックで金メダルを獲得した日本の女子団体パシュートに関連したことを書きました(こちら)。

この中で,約3分の競技時間の中でライバルに勝ち金メダルを獲るため,日本の女子団体パシュートの選手は,年間300日も合宿をし,その中で日々,ハードなトレーニングをしていることを書きました。

では,なぜ,このようなハードなトレーニングをしたのか?

それは,ソチ五輪の反省があったからです。ソチ五輪では,日本の女子団体パシュートはこの競技のライバル国のオランダに惨敗しました。選手も関係者もショックだったと思います。

そのソチ五輪での惨敗を受けて,オランダからコーチを招へいするとともに,金メダル獲得計画をスタートさせました。

ハードなトレーニングの他にも,女子団体パシュートの活動拠点である長野のエムウェーブの天井に28台のカメラを設置してデータを集め,先頭交代のタイミングや,その際の角度,横へのずれ,選手間の距離を徹底的に分析したそうです。また,風洞実験なども実施して空気抵抗を減らす方法を科学的に研究したそうです。

これらの内容は,NHKスペシャルの中でも紹介されました。

ソチ五輪の惨敗を受けて,「女子団体パシュートで金メダルを獲るためには何をすべきか」徹底的に考えたのだと思います。

女子団体パシュートの競技では個々の選手の実力はオランダの方が上です。しかし,日本の組織力の高さを武器にして戦うという戦略を考えました。

その組織力を高めるために,年間300日も合宿をしたり,科学的なデータに基づくトレーニングをしたり,日本の組織力の高さを活かした日本独自の戦術を考えたりしました。

当たり前のことですが,試験の合否は受験勉強方法で決まります。

受験勉強方法は個々の受験生で異なります。現状での技術力が違うし,生活環境や仕事をする環境も違うからです。

「日本の組織力の高さを武器にして戦う」というように,技術士試験の受験勉強をするときにも,「自分の受験環境の特徴に基づく受験勉強方法を考えよう」と考えてください。

個々の受験生の特徴に合った方法で勉強することで技術力がレベルアップしますその結果が試験の合格につながります。

弊社では,受験勉強方法を考えるときの参考にしていただくため,この「技術士試験・受験勉強方法の鉄則」を掲載しています。参考になる受験勉強方法があればそれを実践してください。また,それを,自分の受験環境の特徴に合うようにアレンジしてもかまいません。

“My受験勉強方法”を考えて試験の合格を勝ち取ってください。

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