これまでに読んだ本から(1冊目):【理科系の作文技術】

これまでに読んだ「わかりやすい文書の書き方」に関連した本を紹介します。内容のポイント,本に関するエピソードや話題などを交えながら選んだ本を紹介します。

理科系の作文技術:木下是雄著(中公新書)

最初に紹介するのは「理科系の作文技術」です。この本との出合いは,弊社サイトのトップページの中の「指導に至るまで」で紹介しました(こちらを参照してください)。

第1回のブログでもこの本を取り上げましたが(こちらを参照してください),私にとって「理科系の作文技術」は,「人生を変えた一冊の本」と言っても過言ではありません。

「理科系の作文技術」に関して印象に残っている出来事があります。

10年ほど前,「理科系の作文技術」を主に引用した内容の「文書,文章や文の書き方の講習会」を企画しました。「わかりやすい文書の書き方」の指導を本格的に始める前です。ただ,本の内容を引用する場合,引用する内容(引用する程度)によっては本の著作権の侵害になります。そのため,この本の出版社である中央公論新社に引用の件を問い合わせました。

結果は「No」,すなわち,この企画は認められませんでした。中央公論新社は,この本の著者の木下是雄先生にも引用の件を相談されたそうです。「理科系の作文技術」からの引用が多く,今考えれば「No」という回答も当たり前だったと思います。でも,私が尊敬している木下先生と少し接点が持てたことがうれしかったです。

今年(2016年),「理科系の作文技術」の発行部数が100万部を超えたそうです。

この本は,専門書あるいは実用書に分類されると思いますが,専門書あるいは実用書で100万部を超えるのはすごいことです。弊社でも2冊専門書を上梓したのでこの数字のすごさがわかります。ちなみに,国内での発行部数の第一位は,「窓際のトットちゃん(文庫):黒柳徹子著(講談社)」で581万部だそうです。

「理解系の作文技術」の構成は,「文章の組立て」,「パラグラフ」,「文の構造と文章の流れ」,「はっきり言い切る姿勢」,「事実と意見」,「わかりやすく簡潔な表現」などですがどの項目も参考になります。100万部も発行される内容だと思います。この本をまだ読んでいない方はぜひとも読んでください。文書・文章・文の書き方が必ず変わると思います。

これからも,内容のポイント,本に関するエピソードや話題などを交えながら本を紹介します。

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