弊社の研修プログラムの中に研修プログラム7を追加しました。
研修プログラム7は,建設コンサルタント業務等に関する総合評価落札方式対策です。建設コンサルタントの社員の方を対象とした研修プログラムです。
「“技術提案書を書くときに重要なこと注)“の解説を行うこと」および「『Before(添削前)& After(添削後)』の形式で技術提案書の修正点のアドバイスを行うこと」が研修の主な内容です。
注):整理業務を実施したことで“技術提案書を書くときに重要なこと“を習得できました。整理業務とは,総合評価落札方式で提出された技術提案書を読んでその内容をまとめる業務のことです。
研修プログラム7の詳細は,こちらをご覧ください。
先月(8月),ある建設コンサルタント様(“Aコンサルタント様”とします)でこの研修プログラム7を実施させていただきました(社員研修として実施)。アンケートの結果から,この研修プログラムに対して高い評価をいただいたことがわかりました。
研修の終了後に実施したアンケート結果では,出席者(全33名)の約9割の方が“非常に参考になった”,“参考になった”という評価でした。
また,「解説内容で参考になったこと」に対しては以下のようなことを書いていただきました。
*技術提案書の具体的な指摘が参考になった。
*他社との差別化を意識することの重要性がわかった。
*要請内容を深堀りすることや提案内容の見直しが重要であるということが参考になった。
*具体的表現の重要性がわかった。
*文章の書き方や表現方法が明確で非常に参考になった。
ところで,2018年8月20日と9月2日に掲載したブログでは,Aコンサルタント様で実施した社員研修での内容について書きました(こちらとこちら)。
これらのブログでのポイントの1つは,“技術提案を考える場合には着目点を明確にすること”でした。このことも,整理業務を通して習得できました。
“着目点を明確にすること”に対してもアンケートで意見をいただきました。
*着目点の重要性がわかった。
*着目点を明確にすると提案内容が考えやすい。
*「着目点」を明確にする事で,読み手の頭の中に入りやすくなるという点が参考になった。
また,研修プログラム7のポイントの1つである「『Before(添削前)& After(添削後)』の形式で技術提案書の修正点のアドバイスを行うこと」に対してもアンケートで意見をいただきました。
*Before・Afterの説明がわかりやすかった。
*当社の実際の提案書に対して,修正点,修正後の文章をわかりやすく提示して頂き,大変わかりやすかった。
*提案書に対する改善案を提示し解説してもらった点が参考になった。
*実際の提案書のマズイ点を明確に指摘された点が参考になった。
「高い評価が得られる技術提案書が書けない」と悩んでいる建設コンサルタントの社員の皆さん・・・
“技術提案書を書くときに重要なこと”を学び,技術提案を考えるときや技術提案書を書くときの視点を変えてみませんか?
視点を変えることで,高い評価が得られる技術提案書が書けるようになると思います。