発想を変える

味の素が販売している「ギョーザ」という冷凍食品があります。この商品は,水も油も使わずに餃子を焼くことができます。ヒット商品だそうです。緊急事態宣言が出されていた頃,市内のスーパーマーケットではこの商品は入荷してもすぐに売り切れていました。

通常は,餃子を焼くためには水と油が必要ですがこの商品はこれらが不要です。味の素では,1972年から冷凍餃子を販売していますが改良を重ね,その結果,水も油も使わずに焼ける餃子が開発できたそうです。

この商品は「餃子は水と油を使って焼く」という考えを「水も油も使わずに餃子を焼く」と考えることでできた商品です。つまり発想を変えること(逆転の発想)でできた商品です。

世の中には,発想を変えることでできた商品が他にも多数あります。例えば,その1つとして,日清商品のカップヌードルがあります。

発想を変えたことの1つは,麺をカップに入れる作業だそうです。カップに麺を入れるという発想ではカップに麺が上手く入りませんでした。そこで,「カップに麺を入れるのではなく,麺を下に伏せておいて上からカップをかぶせればいい」とひらめいたのです。発想を変えることで確実に麺をカップに入れることができるようになり,工場での大量生産が可能となったそうです。

今,日本はコロナ禍の真っただ中です。でも,コロナ禍によって発想を変えることが当たり前になってきたことがあります。

例えば,テレワークです。コロナ禍の前までは,「仕事は会社でするもの」が当たり前の考えでした。しかし,テレワークが当たり前になってみると「会社に行かなくても自宅などでも仕事ができる」という考えになってきました。すなわち,仕事をする場所に関して発想が変わりました。

コロナ禍のために不況に陥っている会社が発想を変えて,本来の仕事とは別の仕事を考えることで生き残りをかけていること,あるいは,本来の仕事でも発想を変え様々な工夫をして生き残りをかけていること」などを紹介するニュースをときどき見ます。このような会社のことを知ると「なるほど,よく考えたな」と思います。

ロナ禍をビジネスチャンスと捉えることも発想を変えることだと思います。

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