指導実績とスポットライト

弊社は,技術者の方々に文書をわかりやすく書く方法」を指導する会社です。

 

指導のスタート2006年3月です。

 

埼玉県技術士会(現(公社)日本技術士会埼玉県支部)の技術士受験講座において,「論文の書き方について」という演題で講師を務めさせていただきました。この受験講座での「論文の書き方について」の講師は,2006年~2013年まで8年間,毎年務めさせていただきました。

 

会社単位のお客様の指導を本格的に始めたのは2010年です。

 

その年以降,建設コンサルタント様,施工業者様,プラントメーカー,物流会社様などで,「わかりやすい文書の書き方」「わかりやすい答案の書き方(技術士受験対策)」の講習会を実施しております。

 

また,その他の会社のお客様からの講師依頼もあります。

 

日本工業経済新聞社様主催の講習会(2010年)と(株)日本テクノセンター様主催の講習会(2016年)です。(株)日本テクノセンター様主催の講習会は2017年にも実施する予定です。

 

2013年からは,毎年,弊社主催の「わかりやすい答案の書き方(技術士受験対策)」の講習会を実施しております。今年も,4月9日に続き6月25日にも講習会(「わかりやすい答案の書き方の基本」)を実施しました。

 

2010年以降は,年間3回~5回の講習会を実施しております。今年は現在のところ3回講習会を実施しております。これらの講習会では,講習会の終了後,アンケートに回答していただいておりますが,多くの方から講習会の内容に対して「非常に参考になった」「参考になった」との高い評価をいただいております。

 

これまでのアンケート結果を読むと,「非常に参考になった」・「参考になった」との評価してくださった方には2パターンあることがわかります。

 

パターンⅠは,これまで,「文書をわかりやすく書くこと」に意識を傾けていなかった方です。このような方が解説を聞くと「なるほど!」と思われるのだと思います。高い評価をしてくださった方の多くはパターンⅠだと思います。

 

パターンⅡは,「わかりやすく書くこと」を意識して文書を書いているが,わかりやすく文書を書く方法が自分の中で体系化されていない方です。このような方は,解説を聞くことで,頭の中でバラバラになっていたものが一つにまとまるのだと思います。例えば,過去に実施したアンケート結果に次のような回答がありました。


5年間設計として資料を作成してきて,テクニックを上司や先輩から教わってきた。今回は今までの総ざらいできる内容で,5年間の概要版になった。


これに類似した回答は過去にも何度かありました。数は少ないと思いますが,パターンⅡのような方もいらっしゃいます。

 

これまでの指導を通して思うことは,「技術の分野では,『文書をわかりやすく書くこと』にあまりスポットライトが当たっていない」ということです。弊社では,今後も,「文書をわかりやすく書くこと」にスポットライトを当てていきます。

 

そして,パターンⅠの方でもパターンⅡの方でも,1人でも多くの方に「文書をわかりやすく書く方法」を学んでいただきたいと思っておりますまた,「非常に参考になった」・「参考になった」と評価していただけるような指導に努めていきたいと思います。

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