“彼を知り己を知れば百戦殆うからず”

“彼を知り己を知れば百戦殆うからず”(敵を知り,己を知れば,百回戦っても負けはしない)

これは,孫子の兵法の中の有名な格言です。

2016年3月28日(月)のブログでもこの格言を取り上げました(こちらを参照してください)。

今回,この格言を再び取り上げたのは,“確認質問書”のことを書きたかったからです。

“確認質問書”とは,過去の技術士の試験を振り返るための質問書です(こちら)。70問あります。

先日,技術士の試験を今年受験する方から,確認質問書に対する回答が送られてきました。電気電子部門を受験される方です。仮にAさんと呼びます。

Aさんから送られてきたメールには,以下のことが書かれてありました。

70問の質問への回答はかなり分量がありましたが、受験勉強のやり方に関して色々と気づきが有りました。

回答を読ませていただくと,1問,1問に対し,よく考えて回答されていることがわかります。

70問を回答するには時間がかかったと思います。しかし,これを実践することで,いままで自分では気が付かなかったことが見えてきたと思います。実際,Aさんのメールには,「受験勉強のやり方に関して色々と気づきが有りました」という感想が書かれていました。

70問の質問に対して,1問,1問,考えながら受験に関することを振り返ると見えてくることがあると思います。

例えば,受験勉強方法に関して,「過去の受験勉強方法は間違っていない。今年も同じ方法で勉強しよう」と思っていても,様々な角度から自分の勉強方法を振り返ってみると,「○○を改善しよう」,「勉強の質を向上する必要があるな」などということに気が付くことがあると思います。

さらに,2016年3月28日(こちら)と3月30日(こちら)のブログに書いたように,過去問を調べ自分の弱点(自分の不得意な分野)を確認することも“己を知れば”です。

このように,様々な視点で“己を知ること”で試験問題と戦う準備ができます。

Aさんには,回答を読ませていただいた感想(受験に関するアドバイス)をメールでお送りしました。

「70問のすべてに回答するのは大変だ」と思う方は確認項目を選んで回答してもかまいません。

 *確認事項1:受験に対する意識を確認する。
 *確認事項2:受験勉強方法を確認する。
 *確認事項3:受験勉強の時間を確認する。
 *確認事項4:答案の書き方を確認する。
 *確認事項5:その他

2016年3月28日のブログの最後に書いたことを再度書きます。

孫子の兵法では,次のようなことも書かれています。

“彼を知らずして己を知らば勝敗分かれ,彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず敗る”

すなわち,「敵のことは知らないが己のことを知っている場合には,戦いの勝負は五分五分,敵のことも知らない,己のことも知らない場合には,戦いに必ず負ける」ということです。

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