最近,「漢字が書けなくなったな・・・」と感じたことはありますか?
最近,本当に,漢字が書けなくなったと実感しています。簡単な漢字でも「アレッ? この漢字・・・どうのように書くんだっけ・・・」といった状態です。
エッ!・・・こんな簡単な漢字も書けないのか・・・。この瞬間,自分が情けなくなります。
もちろん,漢字が書けなくて情けなくなるのは手書きで文や文章を書くときです。
ワード(word)で文や文章を書くときには,漢字変換で漢字が書けるので,「アレッ? この漢字・・・どうのように書くんだっけ・・・」ということがありません。ひらがなを漢字変換すると,複数の漢字が出てくるので目的の漢字を選べばそれでOKです。
手書きの場合,漢字がわからないときには国語辞典でその漢字を調べる必要があります。
会社に入社した当時,ワードプロセッサーもワードもなかったので,仕事で文書を書く場合には手書きでした。そのため,机の上には必ず国語辞典を置いていました。
国語辞典を使いながら文書を書くことは,ワードで文書を書く場合に比べて手間がかかります。しかし,これが,結果として,漢字を覚えることにつながったのだと思います。また,調べた漢字を手で原稿用紙に書くことで漢字を覚えたのかもしれません。
現在は,ワードの漢字変換機能が国語辞典の役割をしているので,ワードを使って仕事の文書を書く場合には国語辞典を使っていません。
しかし,机の上には国語辞典があります。これは,主に,同音異義語があったときなどにその使い方(意味の違い)を国語辞典で調べるからです。
例えば,「『趣旨』と『主旨』をどのように使い分けるのか?」というようなときです。
ワードの漢字変換でも,同音異義語があれば,意味の違いが出てきます。
しかし,国語辞典で意味の違いを必ず調べます。国語辞典で調べると同音異義語の意味の違いやその使い方を覚えられるからです。これは,手書きで漢字を書くと漢字を覚えられるのと同じだと思います。
簡単な漢字も書けないのは情けないので,このブログを書いたことをきっかけして,「漢字を覚えるぞ!」と決意しました。