択一式試験対策を考える

【技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則22】

 ◆勉強方法を考える 
 ◆択一式試験対策を考える

 

来年,初めて技術士の試験を受験される方,今年不合格だったので「来年は必ず合格する!」と決意している方,・・・来年の試験に向けての受験勉強を始めていますか?

 

このような方の中で,受験勉強をまだ始めていない方は,受験勉強をすぐに始めてください。「来年から勉強しよう」などと考えずに・・・・。

 

ただし,闇雲に受験勉強を始めるのではなく,必ず,受験勉強のスケジュールを立ててくださいこちら)。

さて・・・,今回のブログの本題に入ります。

 

技術士試験に関して,一昨年末から今年の初め頃に,「H30年度の試験から択一式試験が廃止されるかもしれない」ということが話題になりました。

しかし,来年度(H30年度)の試験では,択一式試験が実施されます。来年度も今年度と同じ試験内容です。

来年度の試験内容は,すでに公表されています(こちら)。

 

仮に,再来年度(H31年度)の試験から択一式試験が廃止されるならば,来年は,試験に合格するチャンスです。これまでと同じ勉強方法で受験勉強ができるからです。つまり,不安なく受験勉強ができるからです。

試験制度が変わる年に受験すると,「今年はどのような問題が出るのだろう?」,「どのような勉強をしたらよいのだろうか?」と不安を持ちながら受験勉強をすることになります。どっしりと構えて受験勉強ができません。

 

もう一度書きます。来年は,試験に合格するチャンスです。

 

ここからは,建設部門の方を対象とした内容です。

これまで,3回,択一式試験の対策をテーマとしたブログを書きました。

 

*1回目のブログ(建設部門が対象):(こちら
*2回目のブログ(建設部門が対象):(こちら
*3回目のブログ(全部門が対象):(こちら

 

これらを読んでいただければ,択一式試験に関する傾向と対策がわかると思います。

 

1回目のブログでは,昨年度までの過去問を整理しました。そこで,今年度の試験問題を追加した整理結果を添付します。

 

*各年度での出題分類Nendo2.pdf

Nendo2

 

*出題分類(キーワード)ごとの整理結果KeywordSeiri2.pdf

KeywordSeiri2

 

これらをご覧になっていただければわかると思いますが,今年度の試験も,ここ数年と同じの出題傾向でした。

このことから,来年度もこれまでと同じ出題傾向になると思います。択一式試験の実施が最後になるかもしれない年に,これまでと違う傾向の問題が出題されるとは考えにいくいです。

 

択一式試験ではその出題傾向が明確なので,出題傾向に基づき,「戦略と戦術」を考えた受験勉強をしてください。

 

建設部門以外で受験する方も,択一式試験での過去問を調べ,その出題傾向を確認してください。そして,整理ノートの作成と繰り返しによる勉強で択一式試験を突破してください(こちら)。

 

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