先日,自宅で探し物をしていたら,過去に受験したTOEICテストの結果が出てきました。
会社を退職した年になぜか急に英語の勉強がしたくなり,その年からTOEICテストを受け始めました。
ちなみに,TOEICテストとは,英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストのことで,「Test of English for International Communication」の略です(こちらを参照してください)。英語を母語としない者を対象とした英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。アメリカにある非営利団体(ETS)がこの試験を運営しています。
また,この結果が,大学の入学試験や大学での単位認定に活用されたり,あるいは,ビジネスでは人事の採用や配属,昇進の基準等に活用されたりしています。
大学を卒業してから会社を退職するまで英語の勉強をしたことがなかったため,まずは,試験の対策本を買って勉強をしました。
その結果,1回目は325点でした。なお,満点は990点です。言い訳になるかもしれませんが,初めて受けた試験のため時間配分等,試験を受けるためのノウハウがわからなかったことが,このような結果になった原因の一つだと思います。
その点も反省し対策を練って勉強するとともに,自分の弱点の問題を毎回集中的に勉強したところ,400点台,500点台,600点台と点数が徐々にアップしました。
ちなみに,TOEICテストの点数は以下のように区分されています。
*Aレベル:860点~
*Bレベル:730~860点
*Cレベル:470~730点
*Dレベル:220~470点
*Eレベル:~220点
5年間受験しましたが,3年目以降は650点前後の点数は必ず取れるようになれました。これはCレベルです。こうなると目標はBレベルです。Bレベルの評価は以下のようです。
「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。通常会話は完全に理解でき,応答もはやい。話題が特定分野にわたっても,対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり,文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが,意思疎通を妨げるほどではない。」
結論として,Bレベルには届きませんでした。一度,715点を取りましたが,その次以降の試験でまた650点レベルに戻りました。やはり,この715点は,“まぐれ”というか,たまたま取れた点だったと思います。つまり,自分の実力ではなかったと思います。結局,700点を超えたのはこの1回だけでした。
今考えてみると,「730点を超える点数を絶対に取る!」という強い気持ちがなかったため,このような結果になったと思います。
「730点を超える点数を取りたい」という気持ちはありました。しかし,「300点台レベルだったのが,600点台レベルの実力になった」ということに満足し,「730点を超える点数を絶対に取る!」という必死さに欠けていたと思います。
「730点を超える点数を絶対に取る!」という強い気持ちがあれば,730点を取れない原因を考えるとともに,その結果に基づき,勉強方法を見直し730点を超える点数を取るための勉強をしたと思います。あの当時を思い出すと,確かに,同じ勉強方法を毎回繰り返していました。
3月8日(火)のブログのテーマは,「『絶対に合格する!』という強い気持ちを持つこと」でした(こちらを参照照してください)。このブログを読み返し,かつ,過去に受験したTOEICテストの点数を見ると,目標を立てたら「目標を必ず達成する!」という強い気持ちを持つこと,言い換えると,目標達成のため必死になることが重要であることを改めて認識しました。
でも,TOEICテストの結果を見ていたら,再度,730点超えにチェレンジしたくなりました!