技術士第二次試験が1週間後に迫りました。受験生の方は,試験に備えて最後の復習をしていると思います。
しっかり復習をしてください。復習についてはこちらを参照してください。
また,試験問題を読む前に必ず受験番号を答案用紙に書いてください。試験問題を先に読むと,受験番号を書き忘れることがあります。受験番号を書き忘れそうになったことについてはこちらを参照してください。
ここで,私の知人から聞いた話を紹介します。非常に悔やまれるケアレスミスの話です。
その知人の会社の方は,択一式試験で,1問間違ったため必須科目が合格点に届きませんでした。もちろん,試験は不合格です。
ただ,その間違った1問も正解がわかっていたけれども不正解の番号を選んでしまったそうです。
このようなケアレスミスを犯した理由や解答を提出する前に解答を確認したかどうかについて知人に聞いていませんが・・・。しかし,非常に悔やまれるケアレスミスです。
択一式試験が合格点に達することで記述式試験の解答が採点されます。そのため,この方の記述式試験での解答は採点されませんでした。
この方の自己採点によれば,記述式試験では合格点レベルの解答が書けたそうです。本当に,悔やんでも悔やみきれないケアレスミスです。
受験番号を書き忘れる,正解がわかっていながら誤って解答する・・・
「自分ではこのようなケアレスミスをしない」などと決して思わないでください。試験場では何が起こるかわかりません。
“確認すること”でケアレスミスを間違いなく防げます。
また,記述式試験では問題をしっかり読んで問われていることを確認してください。
私の知人は,数を指定された問題で指定の数を解答しませんでした。例えば,「○○についての課題を3つ挙げなさい」というような問題で,課題を2つしか書かなかったようなことです。
予想問題が外れて頭が真っ白になった状態で問題を読んだため,問われていることをしっかり確認しなかったそうです。
つまらないミス(ケアレスミス)を防ぐための有効な方法はただ1つ・・・それは“確認すること”です。
受験番号を書いたことを確認する,択一式試験では,各問題での5つの選択肢をよく読んでその内容を確認する,また,15問を解いたら答えを確認する,記述式試験では問題をしっかり読んで問われていることを確認する・・・
どれも簡単なことです。
万が一,頭の中が真っ白な状態になり動揺しても決して焦らないでください。深呼吸をしたり,「落ち着け・・・落ち着け・・・」と自分に言い聞かせたりしてください。
もう一度書きます。
試験場では,“確認すること”を必ず実践してください。