日経コンストラクションという雑誌があります。日経BP社が発行しています。書店では販売していません。月に2冊送られてきます。JTAPCOブログでもこの日経コンストラクションの記事に関係したことを数回書きました(こちら)。
建設関係(特に土木関係)の仕事に従事している技術者の中でこの雑誌を読んでいる人は多いと思います。この雑誌を読むことで,建設関係での最新のニュースや建設関係で話題になっていることを知ることができること,建設系の技術士の部門(例えば,建設部門)を受験するときに参考になる内容が書かれていることなどからです。
弊社でも日経コンストラクションを定期購読しています。目的は,建設関係での最新のニュースや建設関係で話題になっていることを知るためです。つまり情報収集です。
日経コンストラクションを読むことで建設関係での最新のニュースや建設関係で話題になっていることを知ることができますが,その他にも参考になることがあります。
それは,文書の書き方です。
日経コンストラクションでは,建設関係でのニュースや話題を記事にしていますが,これらの内容をわかりやすく伝える工夫をしています。
そのことから,わかりやすい文書(読み手に内容が明確に伝わる文書)を書くうえで参考になる書き方(方法)もあります。
ここで,以下に数例示します。出典は,日経コンストラクションの「2018年10月22日号」,「2018年12月10号」,「2019年1月14号」です。
■文字の強調の方法や写真へのコメントの入れ方
■図と写真を組み合わせる方法
■写真と写真に関するコメントを組み合わせる方法
■図,写真などを組み合わせ様々な情報を1ページでまとめる方法(視覚的に書く方法)
文書をわかりやすく書く方法(文や文章の書き方も含む)は,日々読む新聞,日経コンストラクションのような専門技術分野に関連した雑誌,専門技術分野での学会誌,書店で購入できる様々な分野の雑誌・・・などから学ぶことができます。
「このまとめ方はわかりやすい」,「この文章の書き方はわかりやすい」,「この文は短く簡潔に書かれていてわかりやすい」,「この図や表の使い方はわかりやすい」・・・・など「わかりやすい!」と思ったことがあればそれをメモしたりコピーしたりして残してください。それらがわかりやすい文書を書くときの参考になります。
“わかりやすい文書を書こう”という意識を持てば,わかりやすい文書(読み手に内容が明確に伝わる文書)の書き方は様々なものから学ぶことができます。