カタカナ語(その2)

前回に引き続き「カタカナ語」をテーマにしたブログを書きます。

カタカナ語を使う理由には2つのパターンがあると思います。これを「ソリューション」と「アウティング」という言葉を例に考えてみます。

まず,「ソリューション」です。

ソリューションの意味は解決(策)です。したがって,「ベストなソリューション」は,「最も良い解決策」や「最も適した解決策」という意味になると思います。会話の中で,「最も良い解決策」や「最も適した解決策」と言わずに,「ベストなソリューション」と言うのは,カタカナ語を使うと格好よく聞こえる,会話のレベルが高いように聞こえる・・・・などがあると思います。私がカタカナ語を使う理由もこれです。

次に,「アウティング」を考えます。

これは前回のブログの最後に書いた言葉です。アウティングの意味をネットで調べると以下のような説明が書いてありました。

「ゲイやレズビアン,バイセクシャル,トランスジェンダー(LGBT)などに対して,本人の了解を得ずに,公にしていない性的指向や性自認等の秘密を暴露する行動のこと」

言葉としてこの「アウティング」を使う理由は,上記したような「アウティング」の説明内容を一言で表現する日本語(言葉)がないからだと思います。もし,この説明内容を一言で表現する日本語(言葉)があれば,カタカナ語を聞いたときのような抵抗感はないと思います。

*バイセクシャルやトランスジェンダーという意味はわかりませんが・・・・

しかし,上記した内容を一言で表現する日本語(言葉)を考えるのは難しいです。

「アウティング」を簡潔に表現するならば,「本人の意思に反して,ある人がゲイやレズビアン,バイセクシャルだと他の人に暴露すること」になると思いますが。

「アウティング」のようにその内容を一言で表現する日本語(言葉)が見つからない場合には,そのカタカナ語を使うのはやむを得ないのかもしれません。そのカタカナ語(言葉)が今後市民権を得れば,抵抗なくこの言葉を聞くことができると思います。

現在市民権を得ているカタカナ語でもその言葉が世の中に登場したときには,「意味がわからない」という感想を持った言葉もあると思います。

例えば,バリアフリーなどこの部類に入る言葉だと思います。

余談ですが,アウティングのスペルは「Outing」です。これを英和辞典で調べてみました。

 *Outing:遠出,遠足,ピクニック
      出典:新英和中辞典(研究社:第6版)

どこから前述したような意味が出てくるのでしょうか? 最新版の新英和中辞典には前述したような意味が出ているのかもしれませんが・・・・。

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