今回のブログのテーマは,「『全体から詳細へ』の考え方でまとめる」です。「全体から詳細へ」の考え方でまとめた例を2パターン紹介します。
■例Ⅰ:あることに対して複数の項目を記載する場合
例えば,ある課題に対してそれを解決するための方法を複数提案したときを考えます。
以下のように,複数の提案項目を提案1から順に書いたのがパターンⅠです。
【パターンⅠ】
次に,以下のように,まず,提案項目およびその概要を一覧表でまとめ,その次に各提案項目の詳細を書いたのがパターンⅡです。
【パターンⅡ】
パターンⅡのように,「全体(提案項目の一覧とその概要)から詳細(提案項目の詳細)へ」のような考え方に基づき提案項目を書くと提案内容が明確に伝わります。「提案項目の一覧とその概要」が頭の中にあるので,提案事項の詳細を読んだときその内容が頭の中に入りやすくなるからです。
■例Ⅱ:写真を載せる場合
弊社の最寄り駅は,西武新宿線の航空公園駅です。航空公園駅の東口駅前広場には戦後初の国産旅客機のYS-11が展示されています。駅前にYS-11が展示されているのは,所沢が日本の航空発祥の地といわれているからです。
例えば,このYS-11をウェブサイトで紹介することを考えます。
以下のように,YS-11を主体とした写真だけを載せたのがパターンⅢです注1)。
【パターンⅢ】
次に,以下のように,展示してあるYS-11の周辺の状況がわかる写真およびYS-11を主体とした写真を載せたのがパターンⅣです注1)。
【パターンⅣ】


パターンⅣのように,「全体(YS-11の周辺の状況がわかる写真)から詳細(YS-11を主体とした写真)へ」のような考え方に基づきYS-11を紹介すると,YS-11が展示されている状況がよくわかります。
注1):「6つのルールと17の書き方(こちら)」の中の「ルール5・書き方11:写真や図を入れて書く」では,文書に写真や図を入れる場合には,「写真や図のポイントを書き加える」としています。そのため,今回のブログでも,ブログ内に載せた写真のポイントを書き加える必要があります。しかし,今回は,「全体から詳細へ」を理解していただくことが目的のためポイントを書き加えませんでした。
2つの例からわかるように,「『全体から詳細へ』の考え方でまとめる」という方法を取り入れて文書を書くと内容が明確に伝わります。
「『全体から詳細へ』の考え方でまとめること」もわかりやすい文書を書くための方法の1つです。
文書を書くときには,「『全体から詳細へ』の考え方でまとめられないか?」と考えてください。
また,文書を書く場合だけではなく,人(聞き手)に何かを説明する場合にも「全体から詳細へ」の考え方を取り入れてください注2)。説明すべき内容が聞き手に明確に伝わります。
注2):「ブログ:わかりやすく説明する(先行オーガナイザーの考え方を使って説明する:パートⅠ)(こちら)」を参照してください。






