単語(言葉)に敏感になる

JTAPCOブログではこれまで3回,単語(言葉)の使い方(意味の違い)をテーマとしたブログを掲載しました。

*手法と方法(こちら
*施策と方策(こちら
*問題と課題(こちら

これらの単語(言葉)の使い方(意味の違い)に対する疑問は,自分で文章を書いているときや試験問題などを読んでいるときに出てきました。

「アレッ・・・手法と方法の違いは何だ?」
「アレッ・・・施策と方策の違いは何だ?」
「アレッ・・・問題と課題の違いは何だ?」

このように,「アレッ・・・?」と,単語(言葉)の使い方に関する頭の中のセンサーが反応しました。

先日,ネットである記事を読んでいたら「満天の星空」という言葉がその記事の中に書かれていました。

このとき,「アレッ?」と単語(言葉)の使い方に関する頭の中のセンサーが反応しました。

天とは空を意味する言葉だよな。だから,「満天の星空」は二重表現だな。正しくは,「満天の星」だな・・・”

「満天の星空」が二重表現注)になることを以前ある本を読んで知っていたので頭の中のセンサーが反応しました。

注):「二重表現」をテーマにしたブログを2016年9月11に掲載しました(こちら)。

“解析方法”書いても“解析手法”と書いてもどちらでもかまわないと思います(こちら)。

「この人は“解析手法”と書いているが,“解析方法”と書くべきだ」と指摘する人はいないと思います。

“解析方法”と書くところを“解析手法”と記述式試験での答案に書いても減点されることはないと思います。

しかし,単語(言葉)に敏感になることで自分が持っている単語の引き出しが増えます。

単語(言葉)の引き出しが増えることは,わかりやすい文(読み手に内容が明確に伝わる文)を書くことにつながります。

日本語での単語や言葉の使い方は難しいです。しかし,日本語は美しいですが・・・・(こちら)。

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